日差しが照り付ける、天気の良すぎる6月のある日。 普段は現場業務に励む鉄筋部のSくんと、ゆっくりお話する機会がありました。

「今年もそろそろ高卒採用の時期になるよ～！」と話すと

「就活なつかしいな～・・・」と、高校3年生の頃の話と、現在感じていることを、聞かせてくれました。

 

どの業種にしよう？

いざ就活するとなったときに、漠然と「工業系かな」と思いました。 絶対建設業にいく！という気持ちは、その頃は正直なかったです。

どの会社に応募しよう？自分にとって大切な条件って・・・？

求人票と一緒に送られていた会社パンフレットに書かれていた言葉が、ふと目に入ってきました。

“会社は大事。でも一番大事なのは従業員。”

給料とか場所も大事だけど、自分はそういう社風の中で働きたい。

その思いを強く感じて、大隅工業を志望しました。

 

工業高校出身でもないし、それまで建設業の勉強なんてしたこともなかったけど、

そんな自分でも安心して入社できる環境が整っていることを知って、決めました。

“会社は大事。でも一番大事なのは従業員。” 創業者の言葉についてはこちらから

一人一人個性があって、人それぞれの考え方がある。

答えにたどり着くまでの道は1つじゃなくて、考え方はたくさんあるということを知って、ものの見方というか、視野が広がったと思います。

大隅工業の人たちは、個性のあつまりなんです。

 

現場で学ぶことは多くて、例えば同じものを組み立てる場合、出来上がるものは同じでも、その組立て方は人によって違います。

教え方も、先輩によって違うこともあります。

 

どれが正解とかじゃなくて、人それぞれなんですよね。

挑戦させてもらえる環境がうれしい！

全く同じ構造の現場なんてないから、鉄筋の組み立て方はいつもちょっとづつ違います。 どうしたら早く正確に組めるか、考えながら仕事をしています。作業中に先輩に「こういう方法もあるよね。」と教えてもらうこともあって、すごく勉強になります。

最近は挑戦したい気持ちを先輩に伝えて、階段部分の組み立てに挑戦させてもらいました。

結構難しくて焦るんですけど、少しずつ技術が身についてる実感があって、うれしいです。

社会人になって、変わったところ。

社会人になって、自由が増えました。稼いだお金の使い方、時間の使い方。

最近は車いじりするのが楽しいです。

 

でも、自由なぶん責任も問われるので、何か失敗すれば、自分だけではなく会社に跳ね返ってきます。

学生の時は、例えば寝坊しても自分が困るだけだったけど、社会人はそうはいきません。

 

環境はガラッと変わったし仕事も楽ではないですし、大変ですけど、自分の頑張りでお金を稼ぐことに、僕はやりがいを感じています。

 

「報われるまで努力する」

これが僕のモットーです。

努力すれば報われる、という言葉もあるけど、報われるまで努力できる人でいたいです。

新しい仕事を与えられると、できるか不安になったり、どこから手を付けていいか迷うようなときもあります。

でも、“一度身に付けた技術は一生の武器になる”と思っていて、それは挑戦の積み重ねからしか生まれないので、

どんな現場でもつねに積極的に動いて努力して、一生の武器を身に付けていきたいです。

最後に、どんな人が鉄筋工に向いていると思う？と聞くと

「まず頑張ってみることができる人」とのことでした。

最初はだれでも0からのスタート。その中でとにかくまず頑張ってみたら、見えてくるものがある。

ということだそうです。

 

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7月から、いよいよ高校生の就職活動が本格開始。

ぜひたくさんの業種を知り、考え、行動してみてください。

みなさまの就職活動がよりよいものとなりますよう、

そして、一人でも多くの方とお会いできることを、社員一同、心より願っております！